ナルトってラーメンに入ってるナルトじゃないですよ。
今少年ジャンプか何かに連載中でこっちの方では日曜朝6:30から
放映中のアニメです。うちは旦那が遅いので、たいてい娘と2人で夕食を
むぐむぐやりながらビデオでみてます。
忍者の少年達が、忍者学校から試験を受けてりっぱな上級忍者になり
任務を遂行する、というような過程を描いたストーリーなんだけど、
いろんなキャラクターの忍者がいて、これがみていてなかなか面白いんです。
私が感動したのは前々回の我愛羅(があら)の言葉で、
「信じているものが絶対正しいとは限らない
しかしたとえそうだとわかっていても人は孤独には勝てない」
これはきみまろという孤独な少年が、悪の
おかま親分のおろち丸に
その力を見込まれて拾われて、おろち丸を慕い、おろち丸の為にナルトの任務
遂行をジャマしようとして、我愛羅に殺られてしまったシーンなんですが、
依存とトラウマの凄まじさをすごくうまく描いているなと思いました。
この物語は誰からも愛されないトラウマをもってる少年がたくさんでてきます。
主人公のナルトもきみまろや我愛羅のように捨てられて孤独な少年でしたが、
成長していく過程で師匠や友達に認められるようになりました。
我愛羅は今回任務なのでナルトを助けただけで、我愛羅自信、一応他の
仲間はいますが性格の為かやはり彼は孤独のままです。
孤独な彼の言葉がとても印象に残りました。
あともう一つ、ナルトは九尾の狐の呪われた力を持っていて
エネルギーが膨大なのでとてもすごい人数の見事な影分身をします。
しかし最初はそのエネルギー配分がうまくいかず、忍者学校でも落ちこぼれて
みんなにバカにされてました。
彼はこの影分身が一番苦手で、試験のたびにそれで失敗を繰り返します。
しかし彼は人の何倍も努力してこの見事な影分身を獲得したのです。
マンガといえど、なんか感動する話です。
なんとなく自分も姿を重ねて、またがんばろうという気持ちになります。